- これ何て放置プレイ?

2007/07/15/Sun.これ何て放置プレイ?

詩心のない T です。こんばんは。

どうも日記がグダグダだな。仕切り直そう。

「方詩」というアイデアをかなり以前から暖めているのだが、上手く作れた試しがない。方詩とは何か。次のような文字列を考えよう。

いし
ぬか

このように並べた 4 × 4文字は、横に読めば「いし、ぬか」となり、縦に読めば「しか、いぬ」となる。これをもっと拡大して、横に読んでも縦に読んでも、それなりに意味が成立する詩になればスゴいと思うのだが、実際に作るのは困難を極める。

確かニワトリ氏のアイデアだったと思うが、1行目と最後の行が全く同じ、2行目と最後から 2行目が全く同じ……という対称的な詩、なんて話もあった。『ソープへ行けと彼女は言った。』を読んだときに、そんなことを思い出した。『ソープ〜』はちょっと違うんだけどね、構成の雰囲気は似ている。

日記でも何度か述べたが、私は詩というものにほとんど関心がない。技巧的なことであるとか、パロディ的なものであるとか、そういった要素がないと、どうも取っ付きにくい。「詩っぽい」ものを書こうと思えば書けるだろう。でもそれは、「詩っぽいもの」を書くために書いているだけであって、詩を書く必然性だとか、詩を読み書きしたいという強烈な欲求だとか、そういうものがあるわけではない。

そもそも「詩」って何だろう。散文とは何がどう違うのか。表現とは、伝達とは……、と考えが膨らんでいって——。

ああ。

お礼を書かねば。

この週末に (そしてそれ以前にも)、色んな方からメールを頂きました。特にそれが、顔も名前も知らない人からだったりすると、ただただ恐縮するより他にない。ありがとう。もっと言葉を飾ってお礼を書こうとしたけれど、どのように書いても私の感謝を表せないので止めておく。私だけが一方的に受け取って、返礼もできないのが心苦しい。京都にお立ち寄りの際は是非ご連絡を、とでも言うしかない。

何か放置プレイみたいだよなあ。俺だけ恥ずかしい思いをしてさあ。そりゃないよなあ。でもありがとう。