- 漫画の値段は安過ぎる

2007/07/07/Sat.漫画の値段は安過ぎる

全般的に本は安いと思う T です。こんばんは。

朝一番で、注文していた本棚が到着。我が部屋は 4階にあるのだが、建物にエレベーターはなく、狭くて急な階段を上り下りしなければならない。組み立て式とはいえ、重くて大きな本棚を運んで来てもらうのは、何だか申し訳ない。

中身を検めてから仕事に出かけた。

研究日記

大学 → 病院。

研究員嬢が来ていた。頑張るなあ。

古本日記

駅から自宅までの道程を少し変えてみたら、これまで知らなかった古本屋を見付けた。ババアが居眠りしながら 1人でやっている。文庫はどれも 1冊 100円のようだ。文庫版の白土三平『カムイ伝』(全15巻) が揃っていたので購入。これで 1500円。安過ぎる。

新刊だろうが古本だろうが、基本的に漫画は安い。部数が出るからなんだろうけれど、作品の価値、描く手間を考えれば、倍の定価でもまだ安いと思う。長い間、子供相手の商売であったから仕方がない面もある。しかしそのために、漫画は作品性よりも商品価値で判断されるようになってしまった。その典型がジャンプの連載システムである。それが悪いといっているわけではない。それだけしかないのが問題なのだ。小説家ほどの自由が、漫画家には与えられていない。

本当に漫画を世界に問うつもりなら、そろそろ作家本位の発表媒体やシステムが整備されても良い頃だと思う。価格が上がっても、買って読む人はいくらでもいるし、漫画家はそういう人達に向けて作品を発表すれば良い。

古本屋を利用した私がいうことではないのかもしれないが。

書斎日記

帰宅後に本棚を組み立てる。設置したい場所には 3段ボックスが頑張っているので、中身を出して適当に移動した。こいつのレイアウトはまた後日考えよう。

新しい本棚は基本的にこれまでのものと同じだが、棚が 9段から 8段に変更されていた。実質の容量ダウンであり、これだけは不満だった。とはいえ、横幅 120 cm だから、直線で並べて 120 cm × 8段 = 9.6 m 分の本が収納できる。結構いけるぞ。

書斎の本棚 (漫画用)

……そう思っていた時期が私にもありました。どう見ても秋までの命です。本当にありがとうございました。