- 遺伝子改変ラット

2008/12/25/Thu.遺伝子改変ラット

たくさん primer を注文した T です。こんばんは。

クリスマスやからな。

研究日記

留学中の先生と連日連絡を取っている。国際電話の料金もバカにならないと思うし、時差も結構あるのだが、あちらから (日本の) 日中にかけてくるので俺の心配することではない。留学中の先生とのことは、年が明けたらもう少し詳しく書けるだろう。

ラットの iPS 細胞ができたという。これで knockout/knockin ラット作出の可能性が出てきた。既にマウスがあるじゃないか、ラットいらなくね? そうでもない。ラットの方がマウスより体躯が大きく、手術などによる病気・障害モデルの作成が容易である。遺伝子改変ラットの潜在的な需要は大きい。科学といえども人の営みである。できないことはやれないし、難しいことはやりたくない。ラットであればやってみたい (ラットでなければできない) というプロジェクトも多いだろう。

「クリスマスやからな」とボスがケーキを買ってきてくれた。皆で食べる。「うまいやろ。ふぇふぇふぇ」。このオッサンのこういう部分をどう評価したら良いのか、今でもよくわからない。