来年からの仕事が徐々に具体化しつつある T です。こんばんは。
下のサイトが面白い。
PubMed の情報を元に、ある author が発表した論文のテーマなどを視覚化してくれる。特に、author と author の関係を結んで表示する "NetworkView" は見ているだけで面白い。例えば俺の場合だと、学生の頃の人間関係と、就職してからの人間関係が、ちゃんと別の cluster として出てくる。だから何だって話だが、妙に感動する。
「検索すれば出てくることをわざわざ訊いてくる奴って何なの?」と苛立っても仕方がないので、建設的な方向に考えを進めてみよう。
「検索すれば出てくる」ということはつまり、その情報がオープンでありフリーであることでもある。そんな事柄に他人を煩らわせる = コストをかけるのは罪悪だ、というのが上記の論法の前提にある。逆にいうと、検索しても出てこない情報を得るためにはコストが発生する。少なくともその分だけの価値が、検索しても出てこない情報にはある。
検索しても出てこない、「価値がある情報」とはどのようなものだろう。
これらに対応して取るべき行動は下のようになる。
1. は要するに学問、特に科学そのものである。未解決の問題や未知の事象を解決、発見、観察、記述し、発表する。それが価値となる。
3. は一言でいえば「秘密」である。個人情報は秘されるべきだし、不正や犯罪は暴かれねばならない。これらの行為が情報に価値を付加する。