- 独り暮らしと宅配

2011/02/19/Sat.独り暮らしと宅配

独り暮らしの男が日中に家に居ることはまずない。

また一つ宅配便を受け取り損なった。不在票を見るたびに、これから電話をし、荷物番号を伝え、再配達の日時を指定し、当日はその一時間前後を必ず空けておかねばならないのかと思うと面倒臭いし腹が立つ。無論、運送屋に非はない。配達時間も知らせずに手前の都合だけで勝手に荷物を寄越してくる送り主が悪い。そもそも、荷物の受け渡しに署名捺印を要求するのは送り主の都合であり、受け取り人には関係のないことなのだ。だがこの事実は軽視されているようである。

(書き添えておくと、自分が欲しくて注文した品については自分で配達時間を指定できるのでこの問題の対象とはならない)

玄関のノブに印鑑をぶら下げてやろうかと、半分本気で考えることがある。これで捺印問題は解決するわけだが、身勝手な送り主の欲求に応じるためにしては、あまりにもリスクが大き過ぎる。何か良い案はないか。