- メタ・ゲーム

2008/07/07/Mon.メタ・ゲーム

共通機器の予約カレンダーに添えられているイラストが、福田康夫首相に似ていると思った T です。こんばんは。

福田康夫内閣総理大臣

運動日記

スポーツ・ジム 21回目。

今日の体脂肪率は食事後の計測である。

ベルト・コンベアーの傾斜機能を使ってみた。3% の傾斜を 1 km 挟むだけで、随分と体力の消耗が異なってくる。単純に疲労が増えるだけではなく、傾斜なしのランニングとはまた違った筋肉を使うので、エクササイズの効率も良いような気がする。しばらく続けてみよう。

ベルトを用いたランニングでは体幹温度が下がりにくいので、運動する時間を延ばしても全体の効率は悪くなる一方だ。短時間で効果的な成果を上げるには、負荷の最大値を上げる、異なる部位の筋肉を動かす、などが重要であると思われる。ジムの設備を勘案すると、速いスピードで早めにランニングを終え、プールで筋肉の熱を冷ましながら泳ぐのが理想的か。でも水泳は、全身的な疲労が次の日に残るんだよなあ。

ゲーム日記

「ジムの記録を付けているのは、これが体脂肪率を減少させるゲームだから」と以前に書いたが、それにも関係する話。

ゲームをしない人がゲーマーの行為を理解できないのは、メタ・ゲームの存在を知らないからではあるまいか。

例えば、あるゲームのアイテムをコンプリートしようとする。これは「アイテムをコンプリートする」というメタ・ゲームなのであって、その段階に至ればゲーム・タイトルが何であるかはそれほど関係なかったりする。世にはクソゲーと称される、全く面白みのないゲームが存在するが、「クソゲーを極める」「クソゲーを愉快に遊ぶ」というメタ・ゲームもまた存在する。他にも、いわゆる「縛りプレイ」などの比較的よく知られた遊びから、「システム解析」というマニアックなものに至るまで、様々なメタ・ゲームが存在する。

したがって極端な話、そのゲーム・タイトルが面白いかどうかもあまり重要ではない (というゲーマーもいる)。メタ・ゲームには脳内補完と創意工夫と試行錯誤が絶えず必要であり、本質的には男子の基地ごっこや女子のままごとと大差はない。割と創造的な遊びである。と俺は思っている。こういう指向こそ「ゲーム脳」と呼ばれてしかるべきだが、巷間での用法はそれと少し違う。一般にいわれる「ゲーム脳」の定義は極めて幼稚で未熟であり、この国のゲーム (これはコンピュータ・ゲームに限らない) に対する理解性の低さを如実に示している。

少し話は逸れるが、「罰ゲーム」というのもメタ・ゲームの一形態だよね。クソゲー遊びは罰ゲームとよく似ている。罰ゲームで膨れっ面をするような、余裕のない大人にはなりたくない。