2008/06/19/Thu.語彙の増やし方
ラクだからという理由で、他人の尻馬に乗って日記を書いている T です。こんにちは。
ところで、MO君が「ボキャブラリーを増やすにはどうすれば良いか」ということを書いていて、これは俺も関心のある問題である。「語彙を増やす」というのは、単純に知っている単語の量を増やすということではない。実際に自分の文章で使えるようになって、ようやく「語彙が増えた」といえる。と俺は思っている。
この問題に対して俺が実践している事柄を思い付くままに列挙してみる。
- 読む。
- MO君が提起している「本かネットか」は本質的な問題ではないと認識している。
- 例えば角川文庫の『吾輩は猫である』と青空文庫の『吾輩は猫である』は同一のテキストである。
- とはいえ、金銭的対価を要求する印刷物の方が平均して文章の質は高いと思われる。
- 逆に、2ちゃんねるなどで見られる独特で先進的・実験的な表現は印刷物では観察されない。
- 何でも好きなもの読めば良いんじゃね? と今は思っている (昔はそうでもなかったが)。
- 調べる。
- 意味がわからない単語は必ず調べる。知識があやふやな場合もやはり調べて再確認する。
- 言葉の意味そのものと同時に、周辺の事情 (類語、語源、対語、歴史、変化など) も調べる。
- 辞典よりも事典が役に立つ場合も多い。Wikipedia とか。ハマると楽しい。鵜呑みは禁物だが。
- 用例を調べるのが一番難しい。辞書よりも、Google などで検索するのが効率的だったりする。
- 書く。
などとエラそうに書いておるわ。うはは。