- Writing Papers

2008/04/08/Tue.Writing Papers

Manuscript は serif 体で書かなければならないが、個人的には sans-serif 体の方が好きな T です。こんばんは。

PowerPoint などではいつも Arial を使っている。

研究日記

俺の論文が紙媒体で publish され、報告書に "in press" と書かずに済むようになった。Journal の巻頭では "Paper of the Week" として俺の論文が簡単に紹介されており、面映ゆいながらも誇らしい。

This facor is in part turned on through modification by its coactivator. However, the exact residues that receive these modifications were unknown, until this Paper of the Week by T and colleagues.

(固有名詞などを一部改変した)

外国人は褒めるのが上手いな。いや、むしろ英語の力というべきか。日本語にすると目も当てられない。

昨日の日記で「3本の論文を並行して書いている」と記したが、俺が first author の論文はその内 2本である。残りの 1本は coauthor として手伝っており、下書きがある状態から始めたので、「書いている」というのはいささか誇張になるが、論文の訓練としては充分に過ぎる。プレゼンテーションの練習は学会に参加することでいくらでもできるが、論文を執筆するトレーニングはなかなかできない。

論文を書かせてもらう、というのは意外と貴重な機会である。変な文章では accept されないし、だからといって妙な文章を訂正するくらいなら、一から書き直した方が早い場合が多い。したがってデキるボスほど、「論文は俺が書く。お前は figure を作ってろ」となりやすい。論文を書ける人材はいつも少ないので、その人に執筆の仕事が集中する。結果、書ける人はますます書けるようになり、書かない (書かせてもらえない) 奴はいつまで経っても書けるようにならない。

研究員君の論文は M先生が書いているらしい。研究員嬢は、「日本語で良いから書いてみて。助教の先生が英語にするから」とボスに言われている。「T さんは自分で書かされて大変ですねえ」などと同情されたりもするのだが、ねえ。