- 過去ログ

2007/11/26/Mon.過去ログ

牛丼屋の店員に「ごゆっくりどうぞ」と言われても冗談にしか聞こえない T です。こんばんは。

たとえ日本人であっても一定の年齢になってしまえば非関西人が新たに関西弁を修得するのは不可能であることを考えると日本人が英語を喋るのなんておよそ絶望以外の何物でもないのではないかと思えてくる。生粋のバイリンガルが言語をスイッチする感覚とはどういうものだろう。

ところで、脳をコンピュータに喩えるのは正直どうなんだと思うときがある。脳は紛うことなきハードウェアであるが、一体ソフトウェアに相当するものは存在するのだろうか (「刺激と反応の関数論」)。脳は自らの配線を動的に変化させることによって新たな環境に対応する。プログラムを書き換えることによって、ではない。もちろん脳とコンピュータが似ている部分もある。ただ、比喩を完結させること自体が言説の目的となってしまう愚は避けるべきだろう (「比喩の功罪」「意志疎通」)。

などと書いていたら、同じようなことを書いた過去の日記がボロボロと出てきたのでヤル気がなくなった。進歩がないなあ。話がループしてくると自分がアホに思えてきて途端に嫌気が差す。他人が同じことを二度話すのを聞くのもとてもイヤだ。イラッとくる。昔は特にそうだった。最近はそういうこともなくなってきたのだが、それはそれで自分が鈍くなったような気がして情けなく思うこともある。「お前の話つまんねえよ」と腹の底で思いながら顔だけはニコニコして相手の話を右の耳から左の耳へ垂れ流すのは優しさなのか? 相手をバカにしているだけなんじゃないのか? という問いもある。私は、私の話がつまらないときは即座に指摘してほしい人間なのだが、こういう人種はあまり一般的ではない (少なくともそのように観察される)。

「俺つまんねえよな」と思える人間だけが面白いことを為せるのだ、という仮説は一つの希望ではある。「無知の知」みたいなもんか。

今日のニコニコ動画

バックがアホ過ぎる。