小学生の頃から感性が成長していない T です。こんばんは。
本日は仕事は休み。午前中にクリーニングを取りに行く。
午後から大学。RI 施設で幾つかの機器を立ち上げる必要があって、今日は evaporator を業者にセットアップしてもらった。
大学の培養庫がコンタミしていたようで、私の細胞もダメになっていた。インキュベーターは一定の確率でコンタミするものだから、まァ諦めるしかない。季節も季節だし。
などとクソ、最近は何をどう書いてもジメジメジメジメした口調になって我ながら鬱陶しい。そこで唐突ながら、俺の大好きなウンコの話をする。
実は 1ヶ月くらい前から『古事記』を熱心に読んでいる。これがメチャクチャに面白い。電車の中で爆笑しそうになったのも 1回や 2回ではない。いずれ様々なテーマで、『古事記』について書いてみたいと思っている。
ウンコの話だった。
まずはスサノオである。スサノオは父であるイザナキから「海を統べよ」と命じられるのだが、「僕はママ (イザナミ) のいる黄泉の国に行きたい」といって山が枯れるまで泣き喚く。後にヤマタノオロチを退治する豪傑とは、とても思えない。ところで、スサノオはイザナキが鼻を洗った際に生まれたのだが、イザナミはそれ以前にマンコが焼け爛れて死んでいる。なので、イザナミはスサノオの母というわけではない。スサノオの台詞は今一つ意味不明なのである。気持ちはわかるが。
怒ったイザナキはスサノオを勘当する。追放された彼は、去る前にアマテラス姉さんに挨拶をしに行こうと高天原へ向かった。しかしアマテラスは、スサノオが国を奪いに来たのではないかと勘違い。1500本もの弓矢で完全武装し、「何をしに来たんだ!」と雄叫びを上げる。家族の信頼ゼロ。スサノオは弁明し、アマテラスに誓う。「2人で子供を生もう」。展開が速過ぎる。
で、アマテラスがスサノオの剣を噛み砕いて吹き出したら女神が生まれた。スサノオは、「女の子が生まれたのは僕の心がキレイだからだ」といって、アマテラスの祭殿にウンコをまき散らす。わははははは。意味がわからん。原文では「屎麻理散」とあり、「クソまり散らしき」と訓読みする。爆笑である。「クソまり散らしき」。何度読んでも笑える。小学生か、俺は。
その後もムチャクチャである。スサノオが、天馬の皮を剥いで機屋の天井から投げ込んだところ、驚いた女が機棒でマンコを衝いて死んでしまった。などなど。この挿話の必然性が全く理解できない、というところがスゴい。
神武天皇の皇后の話もヒドい。セヤダタラヒメという美人がいて、オオモノヌシが狙っていた。そこで、セヤダタラヒメがウンコをするときを狙い、オオモノヌシは矢に化けて下水を走り、彼女のマンコに突撃する。こうして生まれたのがホトタタライススキヒメなのだが、これは「マンコを衝かれて驚き生まれた姫」という意味の名前である。ヒド過ぎる。イジメられたのか、後に改名したようだが。そんな彼女も、今では神武天皇の妃。生まれた子供は、もちろん次期天皇。なぜなら彼女もまた、特別な存在だからです。