- 学生の証

2007/04/09/Mon.学生の証

学生証を手にした T です。こんばんは。

研究日記

病院 → 大学 → 病院。この書き方も久し振りだな。

大学院のガイダンスを受けてきた。入学式は先週の金曜日にあったのだが、時間の都合もあって、結局は出席しなかった。今更、という想いもあった。しかしガイダンスを受け、学生証や便覧といったアイテムを手に取る内に、嗚呼また学生になったんだなあ、という感慨が湧いてくる。今は仕事もしているし、これまで経験してきた学生生活とは全く別の覚悟で臨まなければいけないのは当然だが、この気持ちは大切にしたいと思う。素晴らしきかな学生!

これから、各種の機器やサービスを利用するための申請をしたり、健康診断だとか講義の登録をせねばならぬ。大学院、特に博士課程の講義など、あってないようなものだが、想像していたよりも充実していたし、何より自分から受けてみたいと思うものが幾つかあった。仕事をしていなくてもそう思えたかな、などと考えてみる。

医学部の大学院生はほとんど医師であり、学生とはいえ医師の仕事も続けているので、まァ大半が社会人院生のようなものである。私だけが大学院以外の仕事をしているわけではなく、その点でも見習うことが多い。この世界に飛び込んだときは、誰も彼もが超人的な多忙の中を生きているように思われたものだが、最近ではすっかり慣れてしまい、これが普通だと思えるようになった。慣習の偉大なところであり、恐ろしいところでもある。

いまだに寒かったりするため、桜の咲き方も個体によって様々である。ようやく満開になったものもあるし、すっかり散ってしまったものもある。葉桜の中を花弁が舞っている。仰ぎ見ながら、色々なことを考える。