- 読みやすさは読まれやすさ

2007/03/23/Fri.読みやすさは読まれやすさ

読みにくい本を読むというのは、ただそれだけで一種のマゾヒスティックな快楽であると思う T です。こんばんは。

もちろんこんな趣味は特異なものであって、一般的には、読みやすいものが読まれる。

Web 日記

少し前から、このサイトの Win 用フォントにメイリオを指定している。Vista のフォントではあるが、XP でも使えないことはない。文字の表示が少しは綺麗になるので、Win マシンを使うストレスが若干軽減した。

レポートを書いたり、PowerPoint でスライドを作るときに、明朝系かゴシック系のどちらを使うかは、個人の趣味による。Manuscript は明朝系を使うのが一般的なようで、先日論文を投稿した先の journal では Times New Roman が指定されていた。このような場合は従うしかないのだが、私はゴシック系の方が好きなので、PowerPoint や、テクニシャン嬢に渡すプロトコールなどは Arial を使う。理由は (あくまで個人的な感覚だが)、読みやすいからである。これは英字の場合であって、日本語なら明朝系の方が読みやすいこともある。しかしこれも印刷した場合のことであって、パソコンのディスプレイ上であれば、日本語は明らかにゴシックの方が読みやすい。

だから何なのだ、という話なのだけれど。しかし PowerPoint やプロトコルや Web の日記などは、「誰かに読んでもらうこと」が前提のものなので、可読性を考慮するのは当然のことともいえる。

例えばこの日記は、「正統的な」日本語の文章とは少々異なるルールで書かれてある。段落ごとに 1行程度の隙間があるし、段落の最初の 1文字を下げていない。一応、読みやすさを考えてのことである。

とはいえ、鬼のように文字だけが並んでいるというサイトの性質そのものを変えないと、根本的な問題の解決にはならんよなあ。解決する気もないけれど。

研究日記

テクニシャン嬢の 1人がインフルエンザで昨日から欠勤。タミフルを飲んだとかいう話を聞いたが、大丈夫なんだろうか。