- 早めの回想

2006/11/27/Mon.早めの回想

仕事を休んだ T です。こんばんは。

あまりにも身体がダルかったので欠勤してしまった。病気ではなく疲労であることはわかっている。半日ほど眠り続けたら回復した。まどろみながら、様々なことを考える。こういうのも悪くない (あくまで私個人にとって、だが)。

まだ 12月を残しているが、今年は色んなことがあった。ある意味では就職 1年目の去年よりも激動の年だったかもしれない。まず、仕事が大変になった。先生が留学され、テクニシャン嬢 2人を預けられてからは特に荷が重くなった。「荷が重い」という感情を噯気にも出せないところが辛い。こういうことはすぐに伝わってしまう。この日記は貴重なガス抜きになっているが、誰かと存分に話したい、と思うこともしばしばある。職場に同年代の男がいないことが、重ね重ね残念だ。

もちろん大変なばかりではない。実験データも論文を書こうかというくらいには溜まったし、幾つかの学会やフォーラムで発表もできた。これから論文を書いて、試験に受かっていれば来年度からは再び大学院生となり……、オイ、むしろ大変なのはこれからではないか。

こういうときにいつも思い出すのは、自分が社会的に何者でもなくなった日だ。たった 1週間ほどの経験だったが、あれに比べれば他のことは大したもんじゃない。今となっては、あの経験が強力な背骨の 1つとなっている。イヤだの、疲れただの、忙しいだの、笑っちまうぜ。