- 『天才バカボン』再考

2006/05/01/Mon.『天才バカボン』再考

帰りの電車の中で、しみじみとバカボンのパパについて考えた T です。こんばんは。

よくよく考えてみると、あれほど馬鹿馬鹿しい漫画は他にないのではないか。バカボンのパパとは何者だろう。息子が産まれるまで、彼は何と名乗っていたのだろうか。そもそも、自分の子供に「バカボン」と名付けるなんて、正気の沙汰ではない。役所もよく許したもんだ。

レレレのおじさんとは何者か。何かを暗示しているのだろうか。などと考えてはいけない。意味はないのだ。『天才バカボン』という物語は、あらゆる深読みを拒否する。はじめちゃんは天才児であるが、その設定が見事というほどに生かされていない。なぜバカボンのパパは大卒なのだろう。多分、意味はない。恐ろしい漫画だ。

この漫画がヒットしたことも、また不思議である。冷静に思い返してみよう。『天才バカボン』って面白いか? 多くの人同様、俺もまた(再放送ではあったが)毎週アニメを見ていた人間の一人である。何が楽しかったのだろうか。今になっては永遠の謎である。

研究日記

終日病院。ボス、先生とディスカッション。GW 明けにやらねばならぬことが、目の前でドンドンと積み上がっていく。ウエスタンをする。その他、Q-PCR や luciferase assay のデータ解析。どうにも結果が芳しくない。しかし、ここが踏ん張りどころ。とかいって、ずっと踏ん張ってる気がする。ズブズブと地盤沈下しているのではなかろうか。