- 持つ者、持たざる者

2006/04/25/Tue.持つ者、持たざる者

帰りが遅くなったときには電車の中で本を読むのも面倒臭く、音楽でもボーッと聴きたいなあ、と思うこともある T です。こんばんは。

iPod で音楽を聴いている人を見るにつけ、この人は音楽を聴きたいのか、それとも iPod を持ち歩きたいだけなのかという疑念が湧く。他の携帯プレーヤーが大抵はポケットやカバンの中に収まっているのに対し、iPod の露出率は異様に高いという事実が更に疑惑を強くする。この疑惑は当然俺以外の人間も持つであろうし、もし俺が iPod を所持したならば、おお、疑惑の視線は他ならぬ俺に向けられるのだ、という想像が iPod の購入を躊躇させる。俺は Mac歴 10年以上のアップル・ユーザなのだが、という妙な自覚がいよいよ考えを歪ませ、いったい iPod が欲しいのか欲しくないのかがわからなくなるというバカげた事態が出来する。

そういえば以前、元部長氏の、「あの白いイヤホンが発する『これはiPODです』という主張がどうも街中では恥ずかし」いためにイヤホンを交換したら落ち着いた、という日記を読んで爆笑したことがあるが、モノへのこだわりがある人を斜めに構えさせる何事かが iPod にはあるようで、ひょっとしたら、こんな日記を書いている時点で俺は負けなのではないか、という気もする。

俺が iPod を躊躇なく買えるよう、Microsoft や Sony には頑張ってほしいものだ。

研究日記

今日は終日病院。移動がないだけで随分と身体が楽である。などと爺むさいことを書いてみる。外回りの仕事をされている方の辛さがわかってきた今日この頃である。

以下は一般法則。「給料が安過ぎるぜ」と公言できるくらいに働かないと、実際に給料の上がるようなポジションは得られない。自分の働きと給料が吊り合っている人は、吊り合っているがゆえに昇給は望めない。簡単な資本主義である。ということに気付く。遅いか。

「給料が安い」と大いに思うべきだ。