- 学会 1日目(名古屋)

2006/03/24/Fri.学会 1日目(名古屋)

発表してきた T です。こんばんは。

学会日記

早朝の新幹線で名古屋へ。会場は広くて綺麗。良い会議場だった。学会の規模はかなり大きめ。分子生物学会くらいだろうか。とはいってもこの学会、「分子生物」のような広いくくりの学会ではなく、あくまで医学の一分科なのである。改めて、医学会の得体の知れぬ巨大さを実感する。

最初のセッションで発表。かなりテンパる。ポスター発表ではあるが、セッション形式は初めて。しかも英語。しかも今の研究内容で話をするのは初めて。しかもトップ・バッター。しかも学会発表は 14ヶ月ぶり。しかも……。言い訳が多過ぎるな。

午後は、近くの美術館にブラリと寄ってから熱田神宮へ。素晴らしい社と杜であった。天気も良く、京都よりは随分と暖かい。境内のベンチに腰掛けて、少し昼寝。あまりに気持ちが良かったので、そのまま読書を開始。澁澤龍彦『夢の宇宙誌』を読む。熱田神宮の境内で、ホムンクルスがどうこうという話は非常に不謹慎な気がしたが、そのギャップもまた良い。

今回、初めてカプセル・ホテルに泊まった。狭苦しくて嫌だという人もいるが、俺はそれなりに面白く快適に過ごせた。サウナに入って、マッサージを受ける。マッサージ師に、「椅子に座るとき、いつも右足を上にして足を組むでしょ」といわれる。正解。わかるものなのか。

一眠りしてから晩酌。大沢在昌『風化水脈 新宿鮫 VIII』を読む。なんか遊んでばっかりだな。しかし、こういう機会でないと、なかなかゆっくりできないのもまた事実。と、これも言い訳だな。