- 「実験医学」2006年 1月号

2006/01/14/Sat.実験医学」2006年 1月号

今月の電気代も 1万円を越えていた T です。こんばんは。

先月よりも高かったし。年末年始に帰省していた分、減っていてもおかしくないのだが。

研究日記

休日に出勤しようとすると雨(雪)が降る、という法則は今日も適用された。明日は仕事の予定もなく、天気予報も晴れになっている。ま、逆のパターンよりはマシか。

ところで、先生は電話魔である。大事な仕事の話だということは理解しているが、夜間や休日に電話をかけてこられると、さすがに鬱陶しく思うこともある。米国では、「勤務時間外に会社や上司からの電話に出なくても良い権利」が確立されつつある、という話を何かで読んだ。まことに羨ましい。

今月の実験医学を読む。ES 細胞の記事があって、冒頭に思いきり黄禹錫教授の捏造論文が引用されていた。時間的にどうしようもなかったのだろうが、まるで強烈なギャグである。あと、大学のラボの OB が執筆された記事もあった。そして最後に求人情報。この手の雑誌で最も真剣に読む部分だったりする。転職を考えているわけではないが、いつまでもこの職場にいられるわけでもない。どういう所がどういうプロジェクトでどういう人材を欲しがっているのか、傾向と対策の把握。読み取れる情報は少なくない。

冷蔵庫のフィルターを掃除。ここが詰まると冷却機能が激減するのだ。庫内の温度は気付いた人の優しさで保たれているわけだが、こういう仕事の存在を全く知らない人間も多い。愚痴ではない。「そんな下らない仕事をやってられるか」という人間ではなく、認識そのものがない人間の話である。彼らに悪気があるわけでは決してない。ただただ「見えていない」だけなんだな。そして「見える」人には、彼らが「見えていない」ことまで見えてしまう。認識自体がないから本人には改善のしようもないし、かといって誰もそんなことは教えてくれない。非常に怖いことである。というわけで、自戒を込めて書いてみた。