- ピークは月曜日

2005/09/12/Mon.ピークは月曜日

2週連続で月曜日は午前様の T です。こんばんは。

研究日記

テクニシャン嬢が大学から病院へ転属となった。これから一緒に働くことになる。俺よりも 4歳年下の彼女だが、これまでみっちりと細胞培養のトレーニングを受けており、学ぶべきところは多い。人員も増えたところで、ES 細胞を起こす。ここからが本番である。

19時よりセミナー。その後、飲み会。だから月曜からこのコンボはキツいっちゅうねん。楽しいけどさ。昨夜は 2時まで選挙速報を観ていたため、若干グロッキー。

選挙の感想

衆議院議員選挙の開票が終わった。自民党の圧勝となっているけれども、それはあくまで結果論で、個々の選挙区を見てみると、ほとんどの選挙区で接戦が繰り広げられていた。政治家は何だかんだといわれることも多いが、少なくとも彼らは、数年おきにこのような闘いを勝ち抜いて政治家たり得ているわけで、椅子に踏んぞりかえっているだけの腐れ教授や、定時に帰ることしか頭にない無能公務員よりは、よほど漢である(今回の選挙は女性も多数いたが)。政治家の存在は、常に恥辱にまみれる敗北と背中合わせにある。

小選挙区制というのは非常に厳しいシステムである。1位の者しか当選しない(比例代表制もあるが、ここでは棚上げする)。1位になるのは至難の業である。京都 6区など、1位と 2位の差が 160票だった。各々の得票 7万数千に対して、である。それでも 2位は「負け」なのだ。厳しい。

10人中 1位になるのと、100人中 10位以内に入るのとでは、その難易度は全く異なる。就職活動中に、その意味を骨身に染みて感じた。志を同じくする者たちの中で、自分がトップに躍り出ることのいかに困難なことか。選挙報道では、当選者の選挙戦に密着したドキュメンタリーも数多く見たが、彼らの how to survive は大変興味深い。いや、マジで。政治家としての評価はまた別物だとしても、ね。