- 寝年末

2004/12/29/Wed.寝年末

ここ数日、寝倒している T です。こんばんは。

無洗米

今この日記を書いているのは 11時半頃なのだが、本気で 28日の午後かと思っていた。実は 29日の午前。大掃除したついでに大量の買い物をしたおかげで、もう 3日ほど、文字通り一歩も部屋を出ていない。年末年始は帰省しない予定で、そのための買い出しだったのだが、これでは正月が来る前にもう一度買い出しをするハメになりそうだ。

この前の買い物で、初めて無洗米を購入した。米の特売日だったのだけど、店に行った時間が遅くて無洗米しか残っていなかったというのが真相なのだが。無洗米の売れ残りが如実に物語るように、俺も「やっぱり米は手と水で洗ってほしいよな」という意見の持ち主である。が、自分で炊いて食したところ、それが(味に関しては)あらぬ偏見だったことに気付く。このクソ寒い時期に、冷たい水で米を研がずに済むところが、何よりも良い。

最近では、値段もほとんど普通の米と変わらないし、どうして今まで買わなかったのだろうか。とかいって、実家の母親が無洗米の飯を出してくれたら、それはそれでちょっとイヤだったりするんだろうけれど。勝手なものである。

Web 日記

OS にパッチを当てたら、ネットワーク関係のソフトにやたらと不具合が起きる。ネットの接続がやや不安定なのは回線のせいかもしれないけれど、メール、FTP、サイト作製ソフトの初期設定ファイルが軒並みやられて、復旧するのが面倒臭いから放っておいた。わはは。

しかしこれでは年が越せんなあ、と考え直して、今日ようやく万全の態勢に。やはり機械は、いつもと同じように動くことが最低限の条件だと思う。ここが「道具」との違いなんだが、そのへんは書くと長くなりそうなので、またいつか。

読書日記

明石散人と篠田正浩の対談『日本史鑑定 天皇と日本文化』を読了。副題に「天皇と日本文化」とあり、博識の二人が天皇をテーマに、日本の歴史と文化を縦横に語り合うという内容。かなり濃い。詳細な脚注が付されており、それを読むだけでも勉強になる。

司馬遼太郎の全エッセイ集、『司馬遼太郎が考えたこと』の配本が始まった。全15巻の予定で、現在手に入るのは2巻までである。これから毎月1巻の配本で、完結は 2006年(司馬遼太郎没後 10周年)となる。第1巻の最初のエッセイの日付は「昭和28年 10月」となっている。こんな文章は、いかにそれが司馬遼太郎が草したものといえど、なかなか目にすることはできない。ネットでもしかり。やはりこの手の文章は、書籍としてまとめられるのが嬉しい。