- センスかマニュアルか

2004/10/22/Fri.センスかマニュアルか

昨夜は『タッチ』(あだち充)を読みふけり、更新をサボった T です。こんばんは。

いいねえ、『タッチ』。この漫画が連載されていたのは俺が小学校に入る以前で、俺はアニメの再放送しか観たことがなかったのだが、ほとんど古びた感じがしないのはスゴいと思う。

あ、ちなみに朝倉南は今年で36歳のはず。

就職活動日記

気になる公募の書類を一通り書き上げ、募集先の研究室の M先生にコンタクトを取った。来週、そのラボの方々に、自分の研究をプレゼンテーションする予定。そのプレゼンは採用審査と直接関係ないが、相手の先生は、俺が扱っているタンパク質の研究で世界的に有名な方である。話を聞いて頂けるというだけで有り難いが、同時に、チビりそうなくらいに怖い。果たして通用するのだろうか?

リニューアルの秋

最近、身近な人のサイトが続々とリニューアルされている。俺も軽く雰囲気を変えてみようかなあ、と考えたりもするが、どうも二の足を踏んでしまう。作業としては、それほど面倒臭くもないのだけれど。

服装でもそうなのだが、俺は自分の視覚的なセンスに自信がない。自分がカッコイイと思って開陳したものが、一般的には「ダサい」と評価されることがあり、これは非常にイタい。自分のセンスを信じて突き進むことも大事だが、これは一歩間違えれば「勘違い」となる恐れがある。ましてや、俺には信じるべき自分のセンスもない。

こういう人が道を踏み外さないように、先人は色々な鉄則を用意してくれている。「カッチリ作る」「シンプルにする」「使用する色数を増やさない」というようなことを守るだけで、デザインが苦手な人でも、それなりに鑑賞に耐えるものができる。そういう意味で、我がサイトは鉄壁デザインである。ガチガチの保守なのだ。やりたいことがあっても、グッと我慢して原則を崩さない。ずっと続けていると、それなりに落ち着きや味も出てこよう(と信じている……)。

センスの良いサイトを見るたびに羨ましくなるが、こればっかりは天分によるものが大きいので、センスを磨くよりは、信頼できるマニュアルを探す方を俺は選ぶ。今度リニューアルするとき、それは俺が新しい「鉄則」を学んだときになるんじゃないかな。