- 日本金満党

2003/08/24/Sun.日本金満党

この夏、世界で一番格好良かった漢と言えば、カリフォルニア州知事選挙に立候補したアーノルド・シュワルツネッガーをおいて他はない。有権者へのアピールが奮っている。

「俺は金持ちだから利益供与とか関係ないし」

漢前! この夏、惚れるなら奴しかない。日本人も金持ちがいっぱいいるんだから、こんな奴が出てきても良さそうなもんだがなあ。企業の社長も、外車や絵画で海外に円を流出させるくらいなら日本のために使った方が余程人気が出る。そんなのが複数集まって金満党でも作ったらいかがなものか。

会合なんかも全て赤坂の高級料亭なんかでするのだが「俺らは手前の金で晩飯を食っとるだけじゃ」と一喝するくらいの覇気が欲しい。事務所なんかも高級マンションを買い取って構える。全てポケットマネーのクリーン政治。

「政党助成金? そんなはした金いるか」と国庫に返納。「給料? 年金? 議員手当て? 何じゃ、そんな木っ端銭」と国庫に返納。そのうち政権をとったら、ビジネスの厳しさを持って外交にも当たる。

金満党「大統領、今の閣僚達の子会社に一本電話するだけで、対日貿易赤字が次の四半期から2倍にも 3倍にもなりますなあ」
大統領「わかった。譲歩しよう」
金満党「だっはっは!」

ううむ、日本にもまだ立志伝中の企業家っているんだろうか。