- 分子生物学会 in 横浜 12/11(後編)〜12/13(前編)

2002/12/17/Tue.分子生物学会 in 横浜 12/11(後編)〜12/13(前編)

ようやくのことで俺は旅館にたどり着いた。外見は一見して普通の民家風、中身はやっぱり普通の家の玄関を少し広くしたような感じだった。誰もいない。「すみません」と案内を乞うが誰も出てこない。「すみません!」やや声を大きくしてみたがやはり梨の礫(つぶて)であった。「すみません!(怒)」と怒鳴ってやったらようやく台所からオッサンが出てきた。

部屋に案内されたが、ごくごく普通の家の個室。俺は予約をするのが遅かったので、無意味にツインの部屋だったのだが、なかなか広々としていて(当たり前だ)良い感じだ。今年すでに行った二つの学会はともに名古屋で同じホテルを利用したのだが、まあ、その狭さとは隔世の感よ。

さて、ゆっくり寝て 2日目(12日)はあまり面白い話がないので省略する。

明くる 13日、今日から俺のポスターを展示しなければならないので早めに行くが、ホテルから最寄りの駅まで結構歩き、さらには横浜で下車して会場まで歩いていくということをしていたため、少し遅れてしまった。ちなみに会場は(会場の建物の中が、ですぞ)めちゃめちゃ広い。何せ 1,600 を越えるポスター(1枚 = 1辺 150 cm の正方形)を展示し、おまけにたくさんの企業ブースまであるのだから当然だが。K先生が「自転車がほしい」と言っていたが、実は俺、会場内ではなくロビーでのことだが、自転車を押して歩いているオッサンを見たのだ。勿論、名札を張っていたので学会参加者であることは間違いない。

俺と A氏を除き、ラボのメンバー(Dr. T 含む)は皆今日が発表であった。規定の時間が終わり、では晩飯を食いに行こうということになった。A社に就職された Oh!氏も来られるとのこと。これは楽しみだと思っていたのだが、それが一転、暗雲立ちこめることになろうとは誰も予測しなかったのであった。