- 発表前日

2002/08/06/Tue.発表前日

今回の線虫集会は名古屋であるわけで、朝っぱらから N.N.嬢とともに新幹線に乗り込み、書くのが面倒くさいので、ここらへんで名古屋に着いたことにする。会場は音に聞こえる名古屋大は豊田講堂だ。でけえ。この講堂だけでうちの学部の敷地を完全に上回っているな。ここで 3日間にわたり線虫の饗宴が繰り広げられるわけだ。と書くと、とんでもなく嫌な夏休みのスタートのようだ。

さて、俺は学会とか、それに類するものに参加するのは今回が初めてなのだが、思っていたより堅苦しいものでもないというのが最初の印象だ。俺の発表は明日なので、とりあえず今日は、この集会がどんなものかいなと観察する。

俺はまあ線虫を始めて、ようよう 4ヶ月が経とうかという者だから、各発表のイントロダクションなんかが割と良い勉強になる。代わりに話が奥深くなると、途端についていけなくなるわけだが。

1日目のセッションで面白かったのが、N大の M先生の研究室の発表だった。なんか、発表どうしがリンクしあってて、いい塩梅ですな。

昼飯は学食。それにしても何で学食があっちやこっちにいっぱいあるのだ。大体「工学部 9号館」ってどうよ。建物ありすぎ。

本日最終のセッションでは我らがY氏とヒゲマン氏(本日のトリ)が発表。つつがなく終わる。それにしても質問は怖いですな。

終わったところでホテルに向かい、部屋に落ち着く。約 1時間後に皆で晩飯を食いに行こうということになったが、爆睡。起きたらなぜか床の上。時計を見ると 0時。携帯を見ると不在着信の嵐。ああ、昨晩徹夜だったので眠たかったのよ。みなさんゴメンナサイ。

やることもないので明日の発表の原稿をシコシコと書き始める。みんな上手だったからなあ。どうにかなる、と発表が始まるまで固く信じていたが、これではいかん。書き上げたところで、壁に向かって原稿を朗読。まあ時間もこんなもんだろ、と納得し、飯でも食うかと午前 2時。

何気なくホテルの規約を見ると門限まさしく午前 2時。やばい、このままでは飯が食えんがな! 急いでロビーに駆け下り、5分で戻ると言って、隣のコンビニで中華そばを買う。ああ、諸君、何が哀しくて名古屋くんだりまで遠征しながらコンビニ食事をほおばらねばならんのだ! 泣きながら飯を食い、ビールをあおって寝る。