- 素晴らしきかなタイガース

2002/04/25/Thu.素晴らしきかなタイガース

K先生 (Gファン) のお供で、倉敷マスカット球場へ。H女史(虎ファン)と共に、3人で勇躍倉敷マスカット球場に乗り込む。行く途中、かなり大きな交差点で K先生、自転車とは思えないスピードで信号無視。

さて、俺と H女史は当然のごとく 3塁側外野席を目指したが、なんと外野席は完売。内野席を求める人たちが長蛇の列をなす。改めて星野効果を感ずる。ようやく球場に入れたときには、すでに 2回表タイガースの攻撃。とりあえず、空いてる内野指定席を勝手に占領しつつ見ていると、 4番ホワイトの登場。お、4番だ、とか思っているうちに、ライナー性の当たりがレフト方向に。すわ 2塁打かと立ち上がると、打球はそのまま伸びてスタンドに。おお、いきなりホームランやんけ。ええぞ、ホワイト!

突然余談だが、今まで俺が直接見に行った試合でタイガースが勝ったことがなく、今日こそはと意気込んでいたのだ。

んで、その裏、阪神の守備でマウンドに走っていくピッチャーは谷中。実は、前回マスカット球場で観戦した試合(当然タイガースの負け)に登板したのも谷中。彼には申し訳ないが、げっそり。2回は無難に投げ抜いたものの、次の回で 3点食らって KO。しかも満塁のまま。今日も負けかいなと正直思ったね。

ところが、後を継いだ金沢が、K先生絶賛のピッチングで締めると、次の回には桧山がデッドボールで出塁(「どうせバットに当たらないんだから体に当てて塁に出れば上出来だよ」とは K先生の談)し、続く浜中の 3塁ゴロかと思われた当たりが内野安打に。ラッキーと思っていたら、打率 1割の助っ人・アリアスがスリーラン。一気に逆転や。ええぞ、アリアス!

さらには 6回、アリアスのタイムリー 2塁打で 1点を追加、その裏に 1点を返されるものの、8回、アリアスが今日 2本目のソロホームラン。ええぞ、アリアス!

だがその裏、2点を追う広島の猛追は止まらず、1点を返され、なおも満塁状態。今までの経験から言えば、こういう雰囲気のタイガースは必ず負ける。しかし、ピンチをバルデスが乗り切ると、9回、犠牲フライで 1点を追加した後、またもやアリアスがダメ押しのスリーラン。この回一挙 4点で、広島の最終反撃もなく、10 - 4 でタイガースの快勝。

生まれて初めて球場でタイガースが勝つのを見た。

随喜の涙をこぼしながら六甲颪を歌っていると、ジャイアンツファンの K先生がそこらのオッサンと盛り上がっている。まあ、スタンドの人間は、みなそのくらいテンションが高かったと。